2019年6月10日月曜日

風車柄の袋

手織り作家さんのブログをあちこち見ていて作ってみたくなった「風車柄」の手織りを『手織り大全』のp44を参考に織ってみました。バッグにしようと思ったのですが、織りあがったの見て微妙だったので両脇を縫うだけの袋物にしました。

簡単な道具袋
使用した糸は「模様織りのショルダーバッグ」で余ったユザワヤのワールドフェスタコットンポップのコットン100%の棒針4〜5号/かぎ針4/0号の太さの色番1-02と、100円ショップでおなじみのダイソーのマルチカラーヤーンのコットン100%の棒針3〜4号/かぎ針3/0号の太さの色番81のメロンソーダ(段染め糸)をそれぞれ3玉ずつ位。

経糸(たていと)の長さは仕上が90cm+縮み分9cm+無駄糸50cm=149cm
経糸(たていと)の本数は30羽に2本通す織り方で、メロンソーダを112本、白を112本

綜絖は「模様織りのショルダーバッグ」の時と同じかけ方ですが、8本は大変でした😱

織り途中
棒をそれぞれひっぱるだけでは緯糸は通せないので、補助的に板とかものさしをいれまくってから緯糸を1本通す〜の繰り返しなので、結構地獄の作業でした💀

この辺なんとか改良したくて、織機の作り方を紹介している本を図書館で借りたり、webを見て回ったものの木工能力が低いのでうまくできず……。園芸用の細い棒だと湾曲するので、強度の高いものにしないとダメなようです👻
いろいろ試してみます💪
木工能力なしでもできる方法探さないと😣

織り上がり
織り途中は長さ111cmまで織りましたが、はずして101.5cm、水通しして97cm、幅は33cmから31cmまで縮んだので、やはりかなり縮みますね。これも慣れなんでしょうけど難しい😔

そして最大の失敗。この手の模様に段染めの糸は使っちゃダメですね。濃い段染めなら良いけど白が混ざってるのと白だと模様がわからない! 次やる時があったらコントラストのはっきりした単色の糸でやります……😅

●参考書
書名:『手織り大全』
著者名: 箕輪直子
ISBN: 978-4-416-81123-8
版元:株式会社誠文堂新光社
   http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=3177

2019年6月6日木曜日

『ハンドウィービング 手織りの実習』買ってみました

文化出版局のFacebookで重版すると知って『ハンドウィービング 手織りの実習』買ってみました。



買って良かった! 重版かけてくださりありがとうございます!✨✨✨✨✨✨

高機にはろくろ式と天秤式があるぐらいはなんとなく認識できていましたが、組織図というかタイアップ(踏み木を踏む順番)の差に驚きました。手織り関連書をちょっとづつ買い集めていますが、その辺の解説を見かけなかったので、ものすごく勉強になります💪

ざっくりとした織りの歴史とか糸の種類の解説とかもろもろ興味深いものばかり。ガチで織物やっていきたいなーと思っている人にはもってこいの本なのかもしれません✨

索引がないので用語につまづいたら自力で探さないとダメなのと巻末のお店のリストが古くて閉業されてるお店があるっぽいのが難点なぐらいですかね💃

初版が昭和の本を重版かけてくださった関係者の皆様ありがとうございます🙇👏👏👏👏

書名:『ハンドウィービング 手織りの実習』
著者名: 浜野義子 、 田中佳子 、 太作星乃 、 田中通子
ISBN: 978-4-579-10229-7
版元:文化出版局
   http://books.bunka.ac.jp/np/isbn/9784579102297/