刺繍には手を出すまいと思っていたのですが😅
カザフと書いてあったので、カザフスタンのどこかの地方の刺繍技法書かと思って読み始めたら、モンゴルのカザフ民族に伝わる刺繍の技法書でした。なんと、かぎ針を使った刺繍! フランスのオートクチュール刺繍もかぎ針みたいなのを使うようですがその針とも違って、レース用のかぎ針で代用して挑戦できるそうです。実際のカザフ民族の針は専用のなんですかね?
ぱっと見チェーンステッチなんですけどねー。かぎ針ですってー😐
しかもオーガンジーみたいな布じゃなくてしっかりしたコットンツイルがオススメだそうで、穴があかないのか気になるところです😶
『中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍 伝統の文様と作り方』の冒頭には民族の文化などの紹介があるのですが、そこに「テルメ」という織り物の紹介があったのがめちゃくちゃ気になりました。
著者先生のwebカザフ情報局ケステに「テェルメをつくる」という記事を拝見しましたがバンド織り技法っぽいんですかね?
こちらの技法書も出ないかなぁとか思ったり……。
すっかり織物関連書沼の住人になった気がします。
時々「所有している織物関連の本」を更新していますが、Amazonで見つけられないのもあったりして、どういう流通の本だったのか謎の本も出現しました。クラフト系のお店の自由価格本コーナーの品揃えが謎すぎます。専用の仕入れルートがあるのでしょうかね?
●今回紹介した本📚
書名:『乙嫁語り 1巻』
著者名:森薫
ISBN:978-4-047-26076-4
版元:株式会社KADOKAWA ハルタコミックス
https://www.kadokawa.co.jp/product/200908000221/
書名:『中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍 伝統の文様と作り方』
著者名: 廣田千恵子、カブディル・アイナグル
ISBN: 978-4-416-51955-4
版元:誠文堂新光社
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/craft/21009/
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